第一回多摩川子ども環境シンポジウムが平成20年12月20日(土)午後2時より、昭島市のフォレスト・イン昭和館において、約100名の参加者を集めて開催されました。今回は「多摩川のここが好き!」というテーマで、多摩川流域在住の小・中学生10グループが各々、作文、模造紙、紙芝居、パソコンなどを使い、多摩川の環境について学んだことや調べたことを発表しました。総合司会は高校生、開会宣言は中学生が務め、子どもたちの進行による楽しい、ちょっぴり緊張した発表会が幕を開けました。
発表は次のとおりです。
@「多摩川の魚たち」(ガサガサ水辺の移動水族館)
A「床版橋の謎を探る」(たちかわ水辺の楽校)
B「多摩川探検隊源流体験教室報告」(たちかわ水辺の楽校)
C「青梅(多摩川)の野鳥観察〜バードウオッチングを楽しもう!〜」(青梅・多摩川水辺のフォーラム)
D「多摩川大好き、ボート大好き」(多摩川でボートを楽しむ会)
E「多摩川ヤモリのミッドナイトミーティング」(狛江水辺の楽校)
F「浅川であそぼう」(浅川潤徳水辺の楽校)
G「家庭も多摩川もきれいになる源流きらり
―小菅中学校での培養実験と自主研究の報告―」(小菅中学校)
H「カヤック体験と日原鍾乳洞めぐり」(青梅第二中学校)
発表終了後、「地球温暖化と多摩川」との題目で、川崎市の高校生によるプロもビックリするようなミニ講演が、パワーポイントを使って行なわれました。今回のシンポジウムには、埼玉県庁からの視察者や高知県四万十市からの来場者、小・中学校の校長の姿もあり、子どもとは思えないような堂々とした態度や発表内容、心地良い司会進行に、来場者は驚きと感動で胸が一杯の様子でした。各グループには、作品賞として、当フォーラムの下重教育文化部会長より賞状が授与されました。
「次回(来年)の開催が今から楽しみで待ち遠しい。」との声が会場に溢れていました。
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