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 第9回 多摩川一斉水質調査結果報告(速報)(平成28年6月5日)

 美しい多摩川フォーラムでは、平成28年6月5日(日)、「第9回多摩川一斉水質調査」を実施し、多摩川の源流域(丹波山村・小菅村)から下流域(東京湾河口)までの本・支川75ヵ所(内15ヵ所は前日に実施)で、簡易調査キットを使い、COD値(化学的酸素要求量の略:有機物による水質汚染の程度を示す指標で、水が有機物で汚れていると数値が高くなる)を調査しました。また、COD調査に続いて、連携先の市民グループが、水中の無機イオンの総量を示す電気伝導率や水の濁りの程度を表す濁度、水の色の程度を表す色度を、専用の計測器等を使って調査しました(電気伝導率、濁度・色度の測定結果は、こちらをご覧ください)。

 フォーラム会員(採水班・調査班)ほか外部連携先を含め総勢100名を超える方の協力により、無事、水質調査を終了することが出来ました。最終的な調査結果(確報)は現在集計中ですが、例年どおり11月に公表する予定です。

 

多摩川一斉水質調査の模様
朝霧が山肌に垂れ込める曇空の下、奥多摩フィッシングセンターで採水するフォーラム会員の親子。平岡副会長(右端)や奥山アドバイザー(左端)、河野奥多摩漁協組合長(右から2人目)も採水に協力してくださいました。
こちらは水質調査の検査会場としてお借り
した青梅信用金庫本店7F大会議室。
採水を終えたご家族が、
受付に水と調査票を提出します。
多摩川本・支川75ヵ所で採水された水。
COD値が計れる簡易調査キット
を使い、測定を開始。
親子で一緒に測定する姿も見られました。
会員の皆さんと談笑しながら
測定を見守る奥山アドバイザー。
渡邉環境清流部会長と連携の市民団体の皆さんは、本格的な機器を用いて電気伝導率や濁度、色度を測定し、多摩川の水質を多角的にチェックしました。
1.第9回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)マップ
 
  地図をクリックすると拡大した地図がご覧頂けます。
2.第9回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)データ
   



(参考) 水質調査等の方法