美しい多摩川フォーラムでは、平成20年6月8日(日)に、「第1回多摩川一斉水質調査」を行いました。
当日は梅雨入りにもかかわらず天気に恵まれ、気持ちよく安全に調査を行うことができました。このうち、当フォーラム事務局が直接担当した多摩川源流から中流域まで55ヵ所のポイントに総勢100人が集まり、水質調査に挑みました。
まず、2人一組で各ポイントの気温と水温を測り、採取した多摩川の水を当フォーラム事務局(青梅信用金庫地域貢献部内)の会場に持ち寄り、水質の検査を行いました。当フォーラムのダニエル・カール副会長も参加し、実際に青梅市付近の多摩川の水質を調査しました。
水質の調査に当たっては、連携している「身近な水環境の全国一斉水質調査」の調査キットによりCOD(化学的酸素要求量)値を測定しました。4月26日に開催された事前講習会(講師:小倉紀雄東京農工大学名誉教授・当フォーラム顧問、倉宗司氏、佐山公一氏)での実習を思い出しながら、多くの参加者がスムーズに調査を進めることができました。
調査結果(速報)をみると、ほとんどのポイントで、水質がきれいなことを示す値であることが判明しました。詳しい調査結果(速報)については、下記の水質マップと一覧表によりご確認ください。なお、当フォーラムによる第1回多摩川水質調査の全域版の調査結果については、11月末頃にまとまる予定です。
水質調査の参加者からは、
「意外にも、水質はきれいだった。」
「多摩川には久しぶりに行ったが、きれいな水と森があり、ほっとした。」
「上流のきれいな水を、下流まで維持できないのか。」
など、様々な感想が聞かれました。
早朝から多数の方にご参加を頂き、ご協力ありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。
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(注)本調査は多摩川流域の東京都の自治体で構成された多摩川流域都市協議会からの平成20年度受託事業です。
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