多摩川広域清掃大会



  第1回 美しい多摩川クリーンキャンペーン (平成21年11月29日)





美しい多摩川フォーラム「御岳の森」にて
 11月29日(日)、美しい多摩川クリーンキャンペーン月間(11月中)の締めくくりとして、青梅信用金庫と美しい多摩川フォーラムの共催で、御岳渓谷〜美しい多摩川フォーラム「御岳の森」までの多摩川沿いの川原を清掃しました。

 このキャンペーンは、草木が枯れ始める11月に、調布市・羽村市・京王電鉄株式会社・青梅信用金庫・美しい多摩川フォーラムの5団体が連携して、いつまでも多摩川水系の美しい水辺を維持していこうと、みんなで連携して多摩川をきれいにする活動です。

 今にも雨が降りそうな、肌寒いあいにくの空模様のもとでしたが、時間をかけながら、丁寧に清掃活動を行いました。多摩川の上流域に位置する御岳渓谷は、水の流れが速く、カヌーに適した場所で、バーベキューも盛んな場所ですが、河川敷に目を移すと、草が生い茂り、乗用車のタイヤや自転車などの粗大ゴミやバーベキューのゴミ、携帯ガスコンロのカートリッジがガス抜きもされずに放置してありました。
 ゴールの「御岳の森」では、参加者有志による「芋煮会」も開かれ、山形県から直送された「芋煮」や、隣接の当フォーラムの炭焼窯で作った竹炭で焼いた「にじます」「豚のもつ」などが振る舞われました。アルコールも加わり、自然の中でのひとときに会話も一段と弾み、大いに盛り上がりました。
 最後は、「来春はヤマザクラやソメイヨシノに囲まれたこの場所で桜のお花見会をしよう!」との声が上がるなど、参加者は大変満足して帰り道につきました。

 当日の模様を以下にご紹介します。
美しい多摩川クリーンキャンペーンの模様
    
朝10時、御岳渓谷に約60名の参加者が集合しました。
ゴール地点の「御岳の森」を目指し、多摩川沿いの遊歩道をゴミを回収しながら歩きます。
足場が悪いところのゴミも進んで拾う参加者の皆さん。
遊歩道脇のポイ捨てもありました。皆さん、清掃中はくれぐれも足を滑らせないように注意してください!
遊歩道の道幅が狭いにもかかわらず、大きなゴミ袋を抱えて清掃に励みました。
水の流れが速い御岳渓谷では、カヌーを操っている人も見られました。
御岳渓谷の景色を楽しみながら、一生懸命ゴミを拾いました。
ゴール地点では、中洲も清掃しました。バーベキュー後でしょうか、夏のゴミが蓄積していました。
約1.5kmの距離で、これだけのゴミが集まりました。
集まったゴミの中には、タイヤをはじめ、自転車、傘、釣り竿などもありました。
清掃終了後、「御岳の森」で山形名物の芋煮会を行い、交流を深めました。
参加者は、当フォーラム事務局が用意した芋煮や炭火焼のニジマス、熱燗などで、冷えた体を温めました。
参加者の皆さん、お疲れ様でした!