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 第12回 多摩川一斉水質調査結果報告(速報)(令和元年6月2日)

 美しい多摩川フォーラムでは、令和元年6月2日(日)、「第12回多摩川一斉水質調査」を実施し、多摩川の源流域(丹波山村・小菅村)から下流域(東京湾河口)までの本・支川52ヵ所(内11ヵ所は前日に実施)で、簡易調査キットを使い、COD値(化学的酸素要求量の略:有機物による水質汚染の程度を示す指標で、水が有機物で汚れていると数値が高くなる)を調査しました。また、COD調査に続いて、連携先の市民グループが中心となって、水中の無機イオンの総量を示す電気伝導率や生活用水に多く含まれている硝酸態窒素、亜硝酸態窒素、リン酸態リンについて、専門的な計測器等を使って調査しました。

 フォーラム会員(採水班・調査班)ほか外部連携先を含め総勢90名の協力により、無事、水質調査を終了することが出来ました。最終的な調査結果(確報)は現在集計中ですが、例年どおり11月に公表する予定です。

 

多摩川一斉水質調査の模様
厚い雲が空を覆う2日(日)の早朝、平岡副会長、渡邉環境清流部会長、奥山アドバイザーが
青梅市・釜の淵公園(鮎美橋下)の採水をおこないました。
今年も青梅信用金庫さんに会議室をお借りした調査会場では、
採水担当者が各地で採水したペットボトルを持参し、調査票と共に受付に手渡しました。
多摩川本・支川52ヵ所で採水された
水が整然と並び、調査を待ちます。
調査担当者は、まず簡易調査キットの
使い方や手順を熟読します。
いよいよCODの測定開始!
まずは水の温度を計ります。
真剣に作業を進める親子。
水温に応じて測定時間を変えながら、試験薬の色の変化を確認し、COD値を測定しました。
渡邉環境清流部会長と連携の市民団体が中心となり、専門的な計測器を用いて電気伝導率や
硝酸態窒素、亜硝酸態窒素、リン酸態リンを測定し、多摩川の水質を多角的に調査しました。
1.第12回多摩川一斉水質調査結果(速報・52地点)マップ
地図をクリックすると拡大した地図がご覧頂けます。
2.第12回多摩川一斉水質調査結果(速報・52地点)データ
データをクリックすると拡大したデータがご覧頂けます。
3.第12回多摩川一斉水質調査結果(速報・52地点)グラフ
多摩川本川のCOD 多摩川支川のCOD

それぞれのグラフをクリックすると拡大したグラフがご覧頂けます。



(参考) 水質調査等の方法