平成27年3月27日(金)、「多摩川夢の桜街道」五十八番札所・都立小金井公園において、公益財団法人東京都公園協会と小金井市後援のもと、第4回「早咲きの桜ウォーキングと桜守学校」が開催されました。この事業は、日本人が最も愛する「桜」を地域の観光資源と捉え、その景観を維持するため、桜を守り、次代を担う子どもたちに継承していく桜守を育成することを目指しており、第4回目となる今回も、昨年と同様、桜の専門家2名を招いて開催されました。

  1.桜に関するお話 (小金井公園サービスセンター2階会議室)
     【講師】
     NPO法人東京樹木医プロジェクト 理事長 美濃又 哲男 氏

  2.園内の早咲きの桜を観察 (小金井公園内、「桜の園」周辺)
     【案内】
     小金井公園桜守の会・世話人代表 伊藤 正義 氏     
     
 午前9時、都立小金井公園のサービスセンター2階会議室には、小学生2名を含む、桜に関心のある参加者21名が集まり、事務局の開催挨拶後、NPO法人東京樹木医プロジェクト理事長の美濃又哲男氏による、桜に関するお話が始まりました。パワーポイントを用いた解説はとても分かりやすく、参加者は先生の説明を真剣に聞いていました。

 桜に関する知識を得た参加者は、案内役を務めていただいた「小金井公園桜守の会」の伊藤桜守を先頭に、園内の桜観察に出発しました。ポカポカ陽気の青空の下、広い園内では間もなく開花しそうなソメイヨシノをはじめ、小金井薄墨桜の原木等、さまざまな種類の桜を巡り歩きました。参加者は伊藤桜守の話に熱心に耳を傾け、時折質問するなど、相互の交流も深まり、第4回目の桜守学校は無事終了しました。

 今後も、地域の桜を愛し、守る心を育むため、この事業を継続して開催してまいります。
■イベントの様子■
はじめに事務局より、配付資料を説明。
続いて、美濃又先生による、
「桜に関するお話」が始まりました。
参加者の中には、小学生の姿も。
美濃又先生に積極的に質問する参加者。
パンフレットに書かれた桜の名前を、
封筒に書き写して覚える小学生。
講義終了後、伊藤桜守から
園内ガイドの事前説明がありました。
青空の下、いよいよ
「早咲きの桜ウォーキング」が始まります!
伊藤桜守の説明に、熱心に耳を傾ける参加者。
見頃の桜を目の前に、
みんなで枝の状態や花びらを観察します。
途中、室内で開催されていた
「桜写真今昔展」にも立ち寄りました。
ここでは、小金井の歴史などを学ぶことができます。
小金井公園にまつわる写真も展示されていました。
園内のウォーキングを再開。
朽ちた樹木の再生法についても学びました。
最後に、早咲きで有名なカンヒザクラを
鑑賞してイベントは終了しました。
参加者の皆さん、お疲れ様でした!

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