青梅市・釜の淵にて
 平成26年8月30日(土)、美しい多摩川フォーラムでは、NPO法人青梅市カヌー協会、サンケイリビング新聞社多摩本部の協力のもと、「第2回大人のカヤック体験教室」を多摩川・釜の淵川原(青梅市)で開催しました。今回から初めての試みとして、午前の部・午後の部に分け、同じ講習内容を2回転で開催しました。リビング多摩や日本経済新聞等の募集記事が功を奏し、都区内や埼玉県、神奈川県など、遠方からも参加者が集まる人気イベントとなりました。

 当日は、明け方まで大雨が降り続き、ややヒンヤリとした天候になりましたが、チャレンジ精神旺盛な39名の参加者(午前の部14名、午後の部25名)が、青梅市・釜の淵市民館に集合しました。主催者を代表して、当フォーラム及川事務局次長の挨拶に続き、青梅市カヌー協会の田中理事長様からご挨拶をいただきました。その後、同協会のインストラクターによる「水辺の安全講習」があり、川の流れ方の特徴や川に潜む危険、川に落ちた時の対処法などを学びました。
 続いてライフジャケット、ヘルメット、ゼッケンを装着した参加者は、釜の淵川原に降りてカヤック講習を受けました。パドル操作練習では難なくできたものの、いざカヤックに乗って実際に漕いでみると、川の流れが速くて思うように操れず、バランスを崩して転覆してしまう参加者も多く見受けられましたが、インストラクターの適切かつ丁寧な個人指導により、参加者は徐々に思った方向にカヤックを操船することができるようになりました。

 講習を終えた参加者からは、「参加してからいつの間にか3年目、年々上達しているようで嬉しい」「童心に返って、大人だけの楽しさがあり、有意義な時間を過ごすことができた」などの感想をいただき、大好評のうちに無事終了することができました。

 来年も、交流人口増加と地域経済活性化に向けた取り組みの一環として、この「大人のカヤック体験教室」を開催する予定ですので、皆さん、ぜひご参加ください!
■イベントの様子■
主催者を代表し、
当フォーラムの及川事務局次長より挨拶。
続いて、青梅市カヌー協会の
田中理事長様からご挨拶をいただきました。
まずは座学で「川の安全講習」を受講。
ゼッケンとヘルメット、ライフジャケットを装着し、
準備は万全!
参加者全員で入念なストレッチ。
大事なパドル操作もみっちり練習。
カヤックの乗り方・降り方を
真剣な表情で学ぶ参加者の皆さん。
少しドキドキしながら、重たいカヤックを
運んで、いよいよ川原へ!
色とりどりのカヤックに乗り込む参加者。
慣れない操作に、初めは転覆する人が続出。
参加者のレベルに応じた、的確な個人指導。
徐々にサポートなしでも思った方向へ進めるように。
岸から離れ、深い緑と風を満喫する参加者。
カヤック体験後、川に流された時の救助法を
参加者の前でデモンストレーション。
童心に返って、川流れも体験。
参加者の皆さん、お疲れ様でした!

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