七十五番札所・龍珠院にて
 平成26年4月16日(水)、美しい多摩川フォーラムとリビング多摩の共催で、「多摩の自然・歴史を知る“桜の札所”めぐり・歴史コース(あきる野)」が開催されました。これは、くにたち桜守・大谷和彦さんをガイドに迎え、「多摩川夢の桜街道」をウォーキングしながら楽しむという人気のイベントで、4月9日の「学びコース」に続く第2弾となります。
 当初は、「奥多摩むかし道」を歩く予定でしたが、2月の大雪の影響で、コースの一部が復旧しておらず、急遽、あきる野の里山を歩くコースに変更となりました。「学びコース」同様、3月10日(月)からリビング多摩にて電話受付を開始したところ、こちらもあっという間に定員30名に達しましたが、コースの変更によるキャンセルがあり、当日は19名の方が参加されました。

 快晴に恵まれたイベント当日、参加者は9時にJR五日市線「武蔵五日市駅」前に集合し、大谷桜守を先頭にウォーキングがスタートしました。のどかなあきる野の風景を楽しみながら、まずは阿伎留神社で旅の無事をお祈りし、七十七番札所・広徳寺へ。山間に静かに佇む禅宗のお寺には、立派なしだれ桜があるのですが、残念ながら見頃を過ぎていました。次に七十六番札所・光厳寺に向かう予定でしたが、時間が押してしまい、今回は断念しました。

 「秋川渓谷 瀬音の湯」でトイレ休憩を済ませた後、昼食場所の「光明山荘」へ。手作りのこんにゃくや、地元の山の幸がふんだんに使われた天ぷら定食を美味しくいただきました。その後は、いよいよ最終スポットである、「花の寺」と呼ぶにふさわしい、七十五番札所・龍珠院へ。ソメイヨシノは見頃を過ぎていましたが、しだれ桜やミツバツツジ、菜の花が満開で、まるで桃源郷のようでした。参加者は持参したカメラで美しい景色を様々な角度から撮影していました。最後に境内で大谷桜守から挨拶があり、イベントは無事終了しました。

 途中、コース変更があったものの、参加者の皆さんは大いにウォーキングを楽しまれた様子で、最後には参加者同士の交流も生まれていました。
■イベントの様子■
JR五日市線武蔵五日市駅前に集まる参加者の皆さん。
大谷桜守を先頭に、ウォーキングがスタート!
まずは阿伎留神社へ。
みんなで旅の無事を祈りました。
次に立ち寄ったのは、七十七番札所の広徳寺。
苔むした屋根が歴史を感じさせます。残念ながら、桜は見頃を過ぎていました。
水分補給のため、しばし休憩する参加者の皆さん。
次のスポットへ向けて、出発!
広徳寺敷地内のタラヨウの木の前で、大谷桜守から「別名“ハガキの木”とも言います」と説明がありましたが・・・。
なんと!タラヨウの木の葉には文字が書かれていました!ちょっと悲しくなりますね。
小さな草花に、ルーペをかざして説明する大谷桜守。
ウォーキング途中、あきる野ののどかな風景にマッチしている小さなお店を発見しました。
少し険しい道もありましたが、みんなで声を掛け合いながら進みました。
瀬音の湯で、トイレ休憩を済ませる皆さん。
昼食場所へ向かう小道で、見事な桜のトンネルに出迎えられました。
今回の昼食場所となった「光明山荘」さん。部屋から外を眺めると、眼下に自然いっぱいの景色が広がっていました。
山の幸がふんだんに使われた、天ぷら定食をいただきました。
いよいよ最終目的地の七十五番札所・龍珠院へ。しだれ桜がちょうど見頃を迎えていました。
美しい桜に魅了される参加者を見て、満足げにニッコリ微笑む大谷桜守。
最後に、大谷桜守から挨拶があり、イベントは無事終了しました。参加者の皆さん、お疲れ様でした!

ホームお問い合わせフォーラム規約プライバシーポリシー

美しい多摩川フォーラム事務局 (青梅信用金庫 地域貢献部内)
Copyright © Forum for the Beautiful Tama River All Rights Reserved