多摩川夢の桜街道語り部より“桜の想いを”

八十三番札所・海禅寺にて

平成２３年４月１６日（土）、はとバス主催・美しい多摩川フォーラム企画協力の、日帰りバスツアー「多摩川夢の桜街道、語り部より“桜の想いを”」が開催されました。これは、当フォーラムが選定した桜の札所八十八ヵ所のうち、七十五番・龍珠院、八十四番・御岳渓谷、八十三番・海禅寺を巡り、海禅寺の本堂内で語り部・平野啓子さんによる「桜の語り」を堪能する、１日限定の特別企画です。また、当日のサプライズ・ゲストとして、くにたち桜守の大谷和彦さんもガイド役としてバスに同乗し、盛り沢山のツアーとなりました。震災の影響で開催が一時危ぶまれましたが、３４名の参加者を集め、ツアーは予定どおり開催となりました。		はとバスパンフレット
午前８時半に東京駅を出発したバスツアーは、新宿駅を経由して最初の訪問地、あきる野/龍珠院へ。のどかな里山風景や色とりどりに咲き誇る桜やツツジを愛でた後、一行は御岳渓谷にある「勝仙閣」にてゆず料理の昼食をいただきました。御岳渓谷の遊歩道を自由に散策した後、ツアーのハイライトである海禅寺へ。本堂には、はとバスツアー客以外にも「語り」を聞きにいらした一般の参加者６０名が加わり、会場は満席となりました。（海禅寺での「語り」イベントの詳細は、こちらをご覧ください）　「語り」を堪能した一行は、最後に「へそまん総本舗」へ立ち寄り、名物の饅頭を購入した後、東京駅で無事終了となりました。東京西多摩地区の桜をメインとした「はとバスツアー」の企画は今回が初めてでしたが、最後に当フォーラム事務局が挨拶すると、車内から拍手が沸き起こり、「とても楽しかった！」「天気も、桜も、料理も、語りも、全て良かった！」と、皆さん大満足の様子でした。ツアー終了後、「フォーラムのことを詳しく知りたい、資料を送ってほしい」という方も数名いらっしゃいました。　来年も、このような楽しいイベントを企画しますので、どうぞお楽しみに！

■イベントの様子■

東京駅を出発した一行は、首都高、中央道、圏央道を経てあきる野の里へ。カメラを片手に、のどかな里山風景を楽しみます。

ちょうど見頃を迎えた「花の寺・龍珠院」。青い空と白い雲にピンクの桜が引き立ちます。

昼食は、御岳渓谷「勝仙閣」でゆず料理をいただきました。窓越しに流れる多摩川と、風にヒラヒラ舞い落ちる桜を眺めれば、とても優雅な気分になります。

お腹を満たした後は、御岳渓谷の遊歩道を自由に散策。この日は初夏を思わせる爽やかな気候で、多摩川をわたる風も心地よく感じられました。

いよいよ「桜の語り」が開催される、海禅寺へ。

会場は、平野啓子さんによる情感豊かな「語り」に引き込まれました。（「語り」の詳細はこちらをご覧ください。）