三十八番札所・多摩森林科学園内にて
 平成23年4月8日(金)、多摩森林科学園(八王子市廿里町)において、美しい多摩川フォーラムとリビング多摩との共催で、「多摩川夢の桜街道〜桜の札所・八十八ヵ所巡り 心和む桜の競演〜多摩森林科学園〜」が開催されました。これは、くにたち桜守の大谷和彦さんをガイドに、当フォーラムが三十八番札所として選定した桜の札所・多摩森林科学園内を巡るものです。今回のイベントは、3月5日(土)付の「リビング多摩」に掲載し、参加申込みの受付を行いましたが、定員30名をはるかに超える申込があったため、抽選で参加者を決定しました。

 多摩森林科学園は、高尾駅から徒歩10分の場所にある、森林に関する研究施設です。山の地形を生かして植えられた樹木をじっくりと鑑賞することができ、四季折々に楽しめますが、中でも「サクラ保存林」ゾーンには、各地のさまざまな種類の桜が植えられ、2月下旬から4月下旬にかけて次々と開花するため、長期に亘って花見を楽しむことができます。

 当日は穏やかな晴天に恵まれ、絶好の花見日和となりました。参加者の皆さんは、大谷桜守の案内で、満開の桜や道端に咲く草花に目を奪われたり、野鳥の声に耳を傾けながら、園内を散策しました。お昼には、Ichigendo高尾店さんの可愛らしい風呂敷包みのお弁当を、桜を眺めながらいただきました。
 「桜守の話がとても面白かった」「時期をずらして、別の桜の開花も見てみたい」といった声も多く聞かれ、また、あまりの素晴らしさに「もう少しゆっくり桜を見たかった」といった声もありました。
 来年も、このような「桜の札所巡り」イベントを企画しますので、どうぞお楽しみに♪
■イベントの様子■
午前9時、JR高尾駅北口に集合。多摩森林科学園に移動し、赤間園長のご挨拶のあと、ガイド役のくにたち桜守・大谷和彦さんを先頭に、イベントがスタートしました!
園内の案内図。面積約8haのサクラ保存林には、全国各地からの桜が約1,500種類植えられています。
大谷桜守の話に耳を傾ける参加者の皆さん。話を聞けば、桜の見方が変わります。
今年は開花が遅れましたが、熱心に桜の写真を撮る方がたくさんいらっしゃいました。
薄いピンクに濃いピンク、様々なグラデーションを楽しみながら、散策は続きます。
山の斜面にも、いろいろな種類の桜が咲き誇っていました。
桜の下で、ベンチに座って小休止。大谷桜守の周りには勉強熱心な参加者が集まります。
イベントの最後、すがすがしい気候の中で、桜を愛でながらIchigendo高尾店さんのお弁当をいただきました。
こちらがIchigendo高尾店さんのお弁当。参加者にも大変好評でした!

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