狛江市の夏の風物詩である「狛江古代カップ第20回多摩川いかだレース記念大会」が、平成22年7月18日(日)、狛江市の多摩川五本松〜宿河原堰手前(約1.3キロメートル)のコースで開催され、参加した78チームが腕を競いました。
 今年は、例年に比べ川の水量が多く流れが速かったため、出艇準備に手間取ったほか、スタート前にいかだや乗員が川に流されるハプニングも続出し、主催者側もヒヤヒヤの幕開けとなりました。

 当フォーラムは、「美しい多摩川フォーラム号」で第1レースに出艇しました。狛江市長の矢野裕さんをはじめ、タレントで当フォーラム副会長のダニエル・カールさん、元スキーノルディック複合団体金メダリストの荻原健司さんも乗り組みました。当フォーラムの旗印のポールが、強風で折れてしまったり、いかだの浮力が弱くて浸水するなど、このまま東京湾河口まで漂流してしまうのではないかと心配されましたが、皆さんが力を合わせて漕ぎ進め、どうにかゴールにたどり着くことができました。順位は、56位(昨年は63位)で、タイムは35分56秒(昨年は42分17秒)と、昨年を上回る成績を収めました。因みに、今年の優勝タイムは10分45秒(昨年は11分49秒)で、圧倒的なタイム差でした。

 今年は、20回目の記念レースとあって、例年にない仕掛けが用意されました。調布飛行場より飛び立ったセスナ機からパラシュートで会場定位置に降下するパフォーマンスや、多摩川の水面に浮かべた屋形船で、狛江高校筝曲部(そうきょくぶ)OGによる、筝(そう)アンサンブルが演奏され、沖縄民謡等の曲が披露されました。素晴らしい琴の調べに、思わず観客からため息が漏れました。そして、いかだレースが終了した頃、空を見上げると、真っ青な空に虹色に輝く珍しい「彩雲」がたなびき、まるでいかだレースと当フォーラムの未来を祝福しているかのようでした。

 ダニエル・カール副会長は、レース中に何度も「美しい多摩川フォーラムをよろしくお願ぇしま〜す」と、観客の皆さんにアピールされ、当フォーラムの周知にも努めていただきました。

 美しい多摩川フォーラムでは、多摩川最大の祭典「狛江古代カップ・多摩川いかだレース大会」への参加を通じて、当フォーラムを大いにPRし、会員拡大にも繋げていきたいと考えています。
■イベントの様子■
矢野狛江市長が、美しい多摩川フォーラムのオリジナル・ポロシャツの姿で、開会のご挨拶
続いて、元スキーノルディック複合団体金メダリスト・荻原健司さんが選手宣誓。
本番前に、芝の上でイメージトレーニングをする美しい多摩川フォーラム号の皆さん。
さあ、いよいよスタートです!すでに船体が傾いていますが・・・大丈夫かな?
向かい風にあおられながらも必死に漕ぐ美しい多摩川フォーラム号の面々。
ゴールの瞬間〜お疲れ様でした!
ゴールを祝して、ビールで乾杯!
美しい多摩川フォーラム号は、見事に「審査員特別賞」を受賞しました!
狛江市制施行40周年&いかだレース20回目を記念して、青い空をパラシュートが舞い降ります。
この日は気象条件が重なり、大変珍しい虹色に輝く「彩雲」が観測されました。
美しい多摩川フォーラム号乗船メンバーで記念撮影
右から、ダニエル・カール副会長、狛江市長、水の妖精(市長秘書)、荻原健司さん、狛江市部長

ホームお問い合わせフォーラム規約プライバシーポリシー

美しい多摩川フォーラム事務局 (青梅信用金庫 地域貢献部内)
Copyright © Forum for the Beautiful Tama River All Rights Reserved