多摩川教育河川ネットワークプラン


多摩川教育河川
事業とは
●令和元年度
子ども新聞
「多摩川っ子」 第12号
第11回・炭焼き体験と水辺の交流会
第12回・多摩川子ども環境シンポジウム
第12回・多摩川子ども環境シンポジウム〜みんなの発表誌
子ども新聞
「多摩川っ子」 第13号
●平成30年度
子ども新聞
「多摩川っ子」 第11号
第10回・炭焼き体験と水辺の交流会
第11回・多摩川子ども環境シンポジウム
●平成29年度
子ども新聞
「多摩川っ子」 第10号
第9回・炭焼き体験と水辺の交流会
第10回・多摩川子ども環境シンポジウム
●平成28年度
子ども新聞
「多摩川っ子」 第9号
第9回・多摩川子ども環境シンポジウム
●平成27年度
子ども新聞
「多摩川っ子」 第8号
第8回・子どもカヤック
体験教室
第7回・炭焼き体験と
水辺の交流会
第8回・多摩川子ども環境シンポジウム
第8回・多摩川子ども環境シンポジウム〜みんなの発表誌
●平成26年度
子ども新聞
「多摩川っ子」 第7号
第7回・子どもカヤック
体験教室
第6回・炭焼き体験と
水辺の交流会
第7回・多摩川子ども環境シンポジウム
第7回・多摩川子ども環境シンポジウム〜みんなの発表誌
●平成25年度
子ども新聞
「多摩川っ子」 第6号
第6回・子どもカヤック
体験教室
第5回・炭焼き体験と
水辺の交流会
第6回・多摩川子ども環境シンポジウム
第6回・多摩川子ども環境シンポジウム〜みんなの発表誌
●平成24年度
子ども新聞
「多摩川っ子」 第5号
第5回・子どもカヤック
体験教室
第4回・炭焼き体験と
水辺の交流会
第5回・多摩川子ども環境シンポジウム
第5回・多摩川子ども環境シンポジウム〜みんなの発表誌
●平成23年度
第2回・環境学習 in
増戸中学校
子ども新聞
「多摩川っ子」 第4号
第4回・子どもカヤック
体験教室
第3回・炭焼き体験と
水辺の交流会
第4回・多摩川子ども環境シンポジウム
第4回・多摩川子ども環境シンポジウム〜みんなの発表誌
●平成22年度
子ども新聞
「多摩川っ子」 第3号
第3回・カヤック体験教室
第2回・炭焼き体験と
水辺の交流会
第3回・多摩川子ども環境シンポジウム
第3回・多摩川子ども環境シンポジウム〜みんなの発表誌
●平成21年度
第2回・アユ稚魚の
多摩川・秋川放流
子ども新聞
「多摩川っ子」 第2号
第2回・カヤック体験教室
第1回・炭焼き体験と
水辺の交流会
第2回・多摩川子ども環境シンポジウム
第2回・多摩川子ども環境シンポジウム〜みんなの発表誌
●平成20年度
第1回・アユ稚魚の多摩川放流
第1回・カヤック体験教室と日原鍾乳洞めぐり
子ども新聞
「多摩川っ子」 創刊号
第1回・多摩川子ども環境シンポジウム
第1回・多摩川子ども環境シンポジウム〜みんなの発表誌
●平成19年度
多摩川教育河川
ネットワーク構想
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第9回 炭焼き体験と水辺の交流会 (平成29年8月22日)


美しい多摩川フォーラム「御岳の森」に全員集合!(東京都青梅市)


 美しい多摩川フォーラムでは、平成29年8月22日(火)、青梅市御岳にある美しい多摩川フォーラム「御岳の森」にて、恒例となった「炭焼き体験と水辺の交流会」を、青梅市との共催で開催しました。昨年は荒天のため中止となりましたが、今回で9回目を迎えるこのイベントは、相変わらずの人気ぶりで、青梅市広報に募集案内が掲載された日の午後には早くも定員に達し、キャンセル待ちが出るほどの恒例イベントとなりました。

 イベント当日は、久々に早朝から太陽が照りつける厳しい暑さとなりましたが、大自然の中で川遊びの楽しさや環境保全を学び、夏休みの思い出の1ページを作ろうと、46名の親子が参加しました。開会式では、当フォーラムの平岡副会長、青梅市環境部環境政策課の細金課長による主催者挨拶に続いて、来賓の東京都建設局西多摩建設事務所の二瓶管理課長からご挨拶をいただき、交流会が始まりました。

 まず、DAIGOエコロジー村助役の川口武文先生をはじめ5人の講師による「炭焼き学習」が行われ、竹炭ができるまでの流れを、パネルや完成した炭などを用い、クイズも交えながら、わかりやすく説明していただきました。続いて、竹割りや窯詰め作業を体験しました。参加した子どもたちは、初めて見る「竹割器」や「なた」の使い方に戸惑いながらも、次第にコツをつかみ、楽しそうに作業を進めました。

 次に子どもたちは、ライフジャケットを装着し、ふれあい移動水族館館長で、当フォーラム運営委員の山崎充哲先生と一緒に多摩川の水を利用した手作りの池へ移動し、ヤマメやニジマスのつかみどりを体験しました。手づかみで獲った魚はその場でお腹を割き、普段見ることができない心臓の動く様子や内臓の仕組みを観察し、命の尊さを学びました。観察で使用した魚は竹串に刺し、炭火で塩焼きにして、多摩川の自然の恵みに感謝しながら、お昼のお弁当と一緒にごちそうになりました。

 午後は山崎先生自作の紙芝居を使った「川の安全講習」や「多摩川温暖化防止」を学習しました。水辺の安全確保術をしっかり身に付け、ライフジャケットを装着して川に入れば事故を未然に防止できることや、お湯を川に流すことによって水温が上昇し、多摩川の生態系が変化しつつあることも学びました。その後、子どもたちは再び川の浅瀬に移動し、山崎先生指導のもと、川の流れに身を任せる浮力体験や、たらい舟による川流れ体験をしたほか、岩場から川に飛び込むなど、川遊びを心行くまで楽しみました。

 最後に山崎先生の閉会挨拶で、イベントは無事終了しました。参加した方からは、「充実した内容で楽しかった」、「子どもの成長につながった」、「ライフジャケットを購入したい」といった声が事務局に寄せられました。

 当フォーラムでは、「炭焼き体験と水辺の交流会」を多摩川教育河川事業の中核事業と位置づけ、今後も継続して実施し、子どもたちへの環境教育を実践してまいります。



当日のイベントスケジュール
8:30 受付 12:00 昼食
9:00 開会式 13:00 着火(炭材熱分解開始)中止め、
燃焼動向(煙色匂い)観察
9:15 炭焼き学習
9:50 竹割り 13:20 水辺の安全教室(紙芝居)
10:20 窯詰め 14:30 ライフジャケット浮力体験
10:50 点火、燃焼 15:00 閉会式
11:00 ヤマメ・ニジマスのつかみどり体験、魚の解体学習

▼ 炭焼き体験と水辺の交流会の模様
@炭焼き体験の様子
朝8時30分。今年も元気な親子が
沢山参加してくれました。
はじめにフォーラムの平岡副会長から
主催者挨拶がありました。
続いて、青梅市の細金環境政策課長
からご挨拶をいただきました。
西多摩建設事務所の二瓶管理課長
からは、子どもたちに素敵な手拭いが
プレゼントされました。
いよいよ川口先生たちによる
炭焼きの学習がスタート!
まずは好きな竹を選びます。
次に、竹割器で竹を4等分に割ります。
先生の指導があるから安心です。
続いて、ナタを使って
割った竹の節を取り除きます。
形が整った竹を、炭焼窯に隙間なく並べます。
炭焼窯が竹で一杯になったら
蓋を閉めます。
 
窯の蓋を閉じる接着剤になる泥をこねます。
こねた泥で蓋の周りを固め、窯を密閉。
点火の工程以降は、先生にバトンタッチ!

Aヤマメとニジマスのつかみどり体験の様子
山崎先生と一緒に、橋を渡って
手づくりのいけすへ向かいます。
魚のつかみ取り体験がスタート!
何匹つかまえられるかな?
自分の手で初めてつかまえた魚を
愛おしそうに見つめます。
お母さんたちもつかみどりに参戦!
まるで童心に帰ったようなお母さんの笑顔。
スタッフのサポートでようやく魚をゲット
できた低学年の子どももいました。
スタッフがきれいに魚をさばく様子を
真剣に見つめる参加者の皆さん。
今度は自分たちで挑戦!
カッターを持つ手に力が入ります。
魚にも人間と同じような内臓が
あることを確認。命の尊さを学びます。
意外と平気で内臓を触れる子どもに
感心する母親の姿も。
きれいに下処理された魚は、串に刺して
本格的な塩焼きに。炭はもちろん竹炭です!
塩焼きの魚は、昼食のお弁当と一緒に
家族や仲間で美味しくいただきました。

B水辺の安全教室とライフジャケット浮力体験の様子
おなかを満たした後は、紙芝居による
水辺の安全講習とタマゾン川のお話
手書きで分かりやすい紙芝居を
真剣に聞く子どもたち。
安全講習を受けたら、再び水辺へ。
更に上流へ向かいます。
背丈以上に高い岩場から
勇気を出してジャーンプ!
今度は水辺からジャーンプ!川の深い所
から仲間が待つ浅瀬に向かって泳ぎます。
たらい舟に乗って川流れを体験♪
お友達と仲良くプカプカ。
楽しく遊んだ後はお腹が空きます!
残っていた魚の塩焼きをバクバク食べました。
山崎先生と一緒に「バンザ〜イ!」で
今日のイベントは無事終了。
事前に用意しておいた竹炭をお土産に。
皆さん、一日お疲れ様でした!

▼ 翌日の窯出しの模様
 イベント翌日の8月23日(水)、竹炭の窯出しを行いました。焚き口をふさいでいた土をスコップでかき出し、焚き口を密閉していたレンガを取り外して、窯の蓋を開けました。真っ黒に焼けて、細く金属のように硬くなった竹炭が出来上がりました。
今日は1組の家族が参加してくれました。
土をどかして窯の蓋を開けていきます。
さぁ、中はどうなっているかな?
見事な竹炭が出来上がりました!
体積は約1/2に。
出来た竹炭は記念に持ち帰りました。
 

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